新しいしりとり、「二行しりとり」を作ってやってみた‼
どうも、中Wです。
最近寒すぎて眠れません。
そもそも室内で吐く息が白くなるっておかしいだろ。
引っ越してぇ…。
ところで皆さん、
「しりとり」
は御存知ですか?
知らない人は非常に珍しい人生を歩んでいると思われますので
”激レアさん”とかに出演してみてはいかがでしょうか。
まぁおそらくほとんどの人が知っていると思われる「しりとり」ですが、
正直言って
いい加減飽きましたよね?
僕の他にも同じ事考えた人がいるのか、
・三文字縛り
・時間制限付き
・ジャンル縛り
・しり二文字しりとり
・英語(カタカナ)禁止
・絵しりとり
など、いろいろな制限をつけて遊んでますよね。
…日本人しりとり好きすぎじゃない?
ただの暇つぶしに趣向を凝らしすぎでしょ。
こんなにも愛されてるしりとり…
新しいルールを作れば滅茶苦茶バズるんじゃない?????
というわけで今回は、
「新しい”しりとり”を作って人気者になろう!!!」
です!!!
バズったらこのブログを収益化して引っ越ししたいです。
今度は風呂とエアコンが付いてて人が亡くなってない部屋に住みたいなぁ。
で、今回どんなルールを追加(作成)するのかというと、
原稿用紙の二行(40文字)制限でしりとりをしながら作文を作るです。
例えば、
一人目
僕の名前は中W。超絶イケメンで運動神経抜群。さらに高知能の持ち主だ。
二人目
だいすきな人を守るために俺は悪魔と契約を結んだ。そうして、
三人目
天地を揺るがすほどの強大な力を得た。
こんな感じです。
細かいルールとして、
・「、」「。」「!」「?」などで終わった場合は文字として含まない。
・「、」「。」「!」「?」などは40文字を過ぎてもセーフ。
・濁音、半濁音で終わった場合、次の文字は清音でも良い。逆も然り。(だ⇔た)
・40文字以内なら何文字で終わっても良い。
・原稿用紙3枚(1200文字)で終わり。一人10ターン。
を追加します。
他にもやっていてルール追加の必要があればその都度ルールを追加します。
あ、あと今回の参加者(プレーヤー)は前回と同じくナマタマゴと222です。
※前回の記事
それでは前置きが長くなりましたが、
スタートです!!
というわけでやってくぞ。
ちなみにこのゲームを考えたのは私です。
余計な事言うな。
とりあえず「あ」から始めるかな。
”赤い花が咲いていた、暗闇に。他には何もない。一体ここはどこなんだろう。”
次は「う」からね。
オッケー、「う」ね…。
”うろ覚えだが、確かここは・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・俺の家だ。”
「だ」か「た」ね。
ちょっと待てや
2ターン目にしてセコイな。
いや、文学ってこういうものだから。
ダメとか決めつけたら芸術は終わりだから。
「ちょっと芸術分かってる奴」感を出すな。
とりあえず「…」は連続2つまでね。
そんなぁ
新ルール
・「…」は連続2つまで
出来た。えーっと…
”だが、妙な違和感がある。手や足の感覚がいつもと違う。流れる空気も少し冷たい。”
次は「い」ね。
名探偵コ〇ンみたいになってきた。
まぁこれは俺の書き出しが悪かったなとは思うけど
ちなみに緑のマーカーが、中W。
赤色のマーカー 222
黄色のマーカー ナマタマゴ
となっています。見にくかったらすみません。
次は俺か。「い」かぁ…。
”一体どれくらいの時間が経ったのだろう、そんなことを考えていると、人の声がした。”
お、登場人物が増えた。
あ、一応言っておくけど多少日本語が変でも無視して進めてくから。
そんな事を気にしてると永遠に進まないから。
まぁでもその間違いも「芸術」だよね。
さっきから「分かってる奴」でいようとするのなんか腹立つな。
じゃあ俺の番ね。「た」か…。
”たくさんの。そしてそれは日本語ではない。俺の家の周りに外国人がいるのか。”
余計な条件を付け加えるな。外国人て。
いらんことしやがって…。「か」からね…。
”ガッデム!はっきりとそう聞こえた。俺の血が滾る。女子格闘家の本能だろうか。”
お前マジでふざけるなよ。
え、主人公は一人称が”俺”の女子格闘家なの???
いわゆる”俺っ子”だね。
さっきまでホラーだったのに一気に雰囲気変わっちゃったな。
どうするかなぁ…。「か」だよな…。
”乾いた笑いが出た。やはりこうなるのか。俺は戦いからは逃げられない。諦めろ、俺。”
だいぶテイスト変えてきたな。
主にこいつ→のせいだけどな。
俺最初「赤い花」とか書いてたのにずっと無視されてるし。
仕方ないな、俺が伏線回収してやるよ。
不安しかねぇ。
「れ」だよな。
”烈火のごとく真っ赤の花は踏まれていた。奴はもう入ってきていた。「ば、化け物」”
どういうことだよ。
「烈火のごとく真っ赤の花」ってなんだ。
「烈火」の様な真っ赤な色をしている花ってこと。
村上〇樹ってこういう表現するよね。
マジでやめとけ。あの辺はファンが怖いから。
読んだことないからわからないけど多分そんな表現はしてないと思う。
えーと、「の」かぁ…。
”野太い声がそう言った。俺は答えてやった。「うるせー!」その瞬間、子供の声がした。”
え、「化け物」って言ったの侵入者のほうなの?
野太い声ってことは侵入者は結構なマッチョだよね。
え、こういうこと?↓
そんな感じ。
どういう状況?
あとお前地味に子供追加しやがったな。
さっきから余計なことしかしてねぇな。
俺の番か…。そろそろ話の方向性を決めないとな。
ラノベにする?萌える感じの。
どうあがいても巻き返し無理だろ。
えーと「た」だよな。
”「助けて!」その子供は侵入者にそう言った。よく見るとその子の手足は鎖で繋がれていた。”
子供は侵入者に助けを求めたんだ。
てことは攫われた子供を侵入者が助けに来たってこと?
もしかして子供がヒロインの恋愛小説?
んなわけないだろ、目を覚ませ。
ここで原稿用紙1枚分が終了しました。あと2枚分続けますが
この時点で不安しかありませんでした。
それでは続きをどうぞ。
次は俺ね…。「た」かぁ…。
”たぶん、というより今はっきりとわかった。テレビを点けた。ニュースがやっていた。”
お、雰囲気がホラーに戻ってきた。
お前の「ガッデム!」のせいでおかしくなったんだよ。
じゃあ俺も流れに続いて…、「た」ね。
”「田村ゆうとくん、六才の行方が、昨夜未明から分からなくなっています。警視庁は、”
雰囲気がホラーに戻った!よかったな、中W!
雰囲気は戻って安心したけど、会話の途中で終わられるの地味にきついんだけど。
わがまま言うなよ。
なんでお前上から来れるの???
…えーと、「は」からだよな…。
”……は、ゆう…か…いじけ…とし…そうさ」急にテレビの画面が映らなくなる。”
かなりホラーになってきた!
まぁ主な登場人物は女子格闘家とマッチョだけどな。
どっちもお前が登場させたんだけどな。
えーと、「る」か。
”「ルールを破ったからだよ」俺は子どもにやさしく言った。侵入者は大きな体を震わせた。”
…最高。
いい流れが来てるぞ!!
よしきた!まかせろ!!「た」だな!!
マジで余計な事するなよ?
えーと、
”「タランチュラ」子供が呟いた。俺は視線の先を追った。すると目を疑う光景があった。”
こいつまた何か増やしやがった。
なんか絵面が寂しいかなって思って。
マッチョと女子格闘家がいて絵面が寂しいって思う事ある???
じゃあもう俺もこうするしかないな。「た」だよな…、
”「楽しいなぁ」タランチュラと呼ばれた男は不気味な笑顔で子供を食べ始めた。”
タランチュラ何者だよ。
侵入者の他にタランチュラって男も侵入していたってこと?
いや、それはこの後の展開で分かるから。
さてはこいつ何も考えずに丸投げしてきやがったな?
仕方ないな…、「た」か……、ん?
…「た」多くない?
まぁしりとりだし。いわゆる「た攻め」だな。
まさかこのゲームで普通にしりとりのテクニックが出てくるとは思わなかった。
…できたわ。
”「タランチュラ、まだ食べちゃダメといったのに。仕方ない、次は侵入者田村にしよう。」”
タランチュラは女子格闘家が飼ってるってこと?
そんな感じ。あと侵入者のマッチョが田村ゆうとくん(6)だから。
こういうことか↓
やばっ
…これ、夢オチとかは無しにしようか。なんでもありになるし。
このゲームで一番厳しいルール、「夢オチ禁止」
新ルール
・夢オチ禁止
さて、そろそろ”起承転結の転”が欲しいな
ずっと「転」だろ。
任せろ!「う」だな!
”海が現れた。
ちょっと待て
なんだよ、まだ途中なのに
転びすぎなんだよ。
なんなんだよ、海って。
まぁ最後まで聞けって。えーっと、
”海が現れた。静かな海だ。俺はスーパーの袋を足元に置き、降り注ぐ光を浴びたまま、”
急にどうしたんだよ。
いきなり詩が出て来た。
格好いいだろ?
「俺」は誰なんだよ。女子格闘家じゃないよな?
うん、この「俺」は全然知らない人。
だけどかなり重要な人物かも…?
打ち切り漫画みたいな展開になってきた。
もうどうにでもなーれっ☆
「ま」だな!
”窓を開けた。もちろん社会の窓だ。俺の愚息からあふれ出る光が世界を優しく包み込む。”
お前この責任とれるの?
お前のせいだよ
最悪の村上〇樹じゃん。
マジでその名前を出すのはやめてくれ。※本当に悪意はないです。ファンの皆様、申し訳ありません。
じゃあ次俺な。最悪のキラーパスだな…。「む」か。
”無数の光は俺の光を突き抜け、宇宙に飛び出た。俺の任務は危険因子の排除だ。”
すみません、解説お願いします。
まず、「俺」の愚息からあふれ出る光が世界を優しく包み込んだじゃん?
うん。
で、世界を包み込んだ光を突き抜ける光がいくつかあったのよ。
その突き抜けた光を出してるのが危険因子。
はいはいはい…なるほど。
その光を出してるのが女子格闘家とタランチュラ。「俺」は女子格闘家とタランチュラを倒すのが任務ってこと。
すげぇ、軌道修正しやがった。
その突き抜けた光はどこから出てるの?
女子格闘家とタランチュラの愚息からだけど?
タランチュラは分かるけど、女子格闘家はどうなってんだよ。フ〇ナリなの?
いやお前フタ〇リとか…ひくわ…。
そう解釈するしかないだろ。
というわけで二枚目も終了しました。
あと一枚でこの話を終わらせないといけません。
…それでは最後の一枚です。もう少し我慢してください。
じゃあ俺な、「た」から。
”ダンス、ダンス、ダンス。
まって
銀河と溶けていく。
ねぇ、ちょっと、
人類の心のバグが俺の精神に収束し、”
じゃぁ次「し」ね。
ふざけんなよ?
頭おかしくなっちゃった?
これが俺のベストです。
そんなわけないだろ。
…えーっと、「し」か…
”「幸せ」という感情が俺を強くしてくれる。「さぁ、最後の戦いだ。悪の女子格闘家。」”
中学生のノートじゃん
ごめん、これが限界。
でも最終決戦にはもっていったから。もうすぐ終わるよ。
じゃあここから最終決戦だな…。えーっと、「か」だな。
”かなりの苦戦を強いられたが、俺は愚息をあいつにぶちこんでやった。「勝った」”
二行で最終決戦終わっちゃった。
しかも愚息をぶちこんで勝利してるから。
ここにきてR-18…。大丈夫か?この小説。
最初から一つも大丈夫なところなかっただろ。
ここから伏線全部回収するぞ。
伏線って何が残ってたっけ?
えーっと、「赤い花」、「侵入者(田村ゆうと)」、「タランチュラ」、「大勢の外国人」
あと、「海」
じゃあ一つ消化するかな…。「た」ね。
”田村ゆうとは帰宅し、眠りについた。少年の安堵の感情が、世界をさらに浄化させる。”
田村ゆうと(6)は一体何しに来たんだよ。
赤い花踏んで体震わせてただけじゃん。
滅茶苦茶怖いな。
えーっと、「る」な。
”ルビーのような瞳を持つタランチュラは警察に捕まった。しっかりと罪を償い戻ってこい。”
あいつそんなきれいな瞳してたのかよ。
「戻ってこい」って誰目線なんだよ。
愚息ぶち込んだ奴だろ。
お前も捕まれよ。
残りは「大勢の外国人」と「赤い花」と「海」だぞ。
任せろ。
えーっと、「い」だな。
”いろんな国の人々はそれぞれ自分の国に帰っていった。俺は墓地に向かう。赤い花を携え、”
お前上手だな。
とりあえずこんな感じね。↓
みんな大人しく帰りすぎだろ。
そうするしかなくない???
じゃ、次俺ね。「え」かぁ…。
”エチオピア山脈の麓に向けて歩みを進めた。そういえば昨日から何も食べていない。”
謎を増やした挙句話も一切進んでない。
なんで墓地がエチオピアにあるんだよ。
俺もよくわからない。
あと6行で終わるの?
絶望しかねぇ。ラストだし。
頑張る。
「い」かぁ…。
”いつもの店に入り、俺はカニチャーハンを注文した。いつもと変わらない味に安心して、”
こいつ最後だからって丸投げしてきやがった。
なんでエチオピアに「いつもの店」があるんだよ。
さぁ、お前らの力を見せてみろ。
腹立つなー
「て」かぁ…。
”天使が来た。どうやら俺はエチオピアまで行かなくても彼女に会えるらしい”
え、死んだの?
「彼女」って誰だよ。
さぁ…?ただ、悪の”女子”格闘家がいたような…?
うわぁ…。何か「っぽい」なぁ…。
俺ラストかよ
さぁ、ラスト決めてやれ!!!!
…「い」だな。
”命と引き換えに花を託し、天使は海へ消えた。
残ったのは暗闇、一つの種を残して。”
うおおおおおおおおおおおお
綺麗に終わったんじゃないか?
責任は取ったからな!
まぁぶっちゃけ、
かなり疲れてるから感覚がマヒしてるだけだと思う。
※この時点でスタートから5時間経ってました
最後にタイトルつけるか!
最後が”残して”で最初が”赤い花が咲いていた”だから、
「て」ではじまって「あ」で終わるタイトルつけよう!
じゃあ順番的に中Wだな。
よし!じゃぁ、えーと、
「天上に咲く赤き花、エチオピア」
にしよう!!!
だっせぇ
まぁこんなタイトルなら内容が↓でも納得するわ。
Amazonレビュー、マイナス☆5
…はい。
というわけで二行しりとり、如何でしたでしょうか?
正直僕は
滅茶苦茶楽しかったです。
まぁ普通のしりとりと違って「勝敗」がつかないので、戦闘狂の人からしたら物足りなくなってしまうとは思いますが。
(後日勝敗が決まるルールで再戦してます。その時の様子は後程記事にします…。)
今回は僕の家に集まって原稿用紙とペンを用意してゲームを行ったのですが、
別にライングループとかでやっても何も問題なさそうです。
そっちの方が遥かに楽だと思います。
あと、普通のしりとりと違って、
終わった後に「作品」が残る
というのもこのゲームの大きなポイントです。(出来の良し悪しはおいといて)
まぁ今回はゲームをやってた本人の僕ですら難解な内容になりましたが。
(編集が滅茶苦茶大変でした。ずっと「何言ってんだ、お前」状態でした。)
というわけで皆さんも
二行しりとり、
ぜひやってみては如何でしょうか!
出来上がった作品を僕のTwitterアカウントにでも送って下さったら僕が点数つけますよ!(中Wは高卒でさらにゴリゴリの理系です)
※Twitterアカウント
僕はこれからも定期的にいろんな人と二行しりとりをやってみようと思います!
それではさようなら!!
※追記
先ほども少し書いた通り、
”勝敗をつけるルールで遊ぶ”モードでやってみたところ、今回出来上がった作品よりも、より難解な内容の作品が出来上がってしまいました。
が、このまま公開しないのももったいないので、公開することにしました。
現在記その時の事を記事にしています。
完成次第僕のTwitterアカウントの方で告知します。
もし興味がある方は覗いていってください。
※Twitterアカウント
それでは本当にさようなら!!